実は、汗自体にはほとんど臭いがありません。なぜ、汗をかくと臭いが出るのかというと、汗に含まれている栄養分が臭いを出す雑菌のエサとして繁殖するからです。汗をかいたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖して臭いはじめ、約6時間後がピークとなります。臭わないようにするには、汗をかいたらこまめにふき取ることです。
「臭いにくい汗」と「臭いやすい汗」があります。
本来、汗はサラサラとしていて早く乾く臭いにくい汗なのです。しかし、汗腺の働きが鈍くなってしまうと、汗はネバネバとした乾きにくい、雑菌の繁殖を促進する臭いやすい汗になります。
どの様にすれば臭いにくい汗になるのでしょうか?
答えは、汗をかく機会を増やすことです。
汗をかき汗腺を鍛えることで、汗はサラサラになり臭いにくい汗になります。
有酸素運動や、お風呂での汗腺トレーニングなどで汗をかくことが大切です。
だからといって、汗をたくさんかく必要はありません。
他にもエアコンの設定温度を下げ過ぎずや出かける前は早めに切るなどして温度変化を緩やかにするなどして、汗腺を怠けさせないようにしましょう。